メタボリック解消はどうすればいいの?
どのようにしてメタボリックを解消するのかに焦点を当てたいと思います。
まず、内臓脂肪が大きな要因となっているメタボリックシンドロームですが、ではこの内臓脂肪をいかにして落とすかということになります。
よく耳にするのが、内臓脂肪はお腹の中についている脂肪だから、腹筋運動をすればいいという話。
これはまったくのデタラメで、いくら腹筋をやっていても体全体の脂肪を落とさない限り、内臓脂肪は落ちていかないし、ましてや腹筋を割るなんてことはできません。
内臓脂肪は内臓周りに貯蓄された脂肪です。
最も効果のある内臓脂肪の落とし方は、やはりダイエットをすることなのです。
ここで言うダイエットとは、ただ単に体重を減らせばいいというわけではなく、体脂肪を落とすということです。
内臓脂肪を部分的に落とすということはできないので、体から脂肪を根こそぎ落としていくことになります。
最近ではメディアでも頻繁に、メタボメタボと言われますが、お腹周りだけを気にするのではなく、結局は体を変える必要があるのです。
メタボリックを解消するということは、何もただ内臓脂肪を落としたり、ウエストを細くしたりということではないということはわかりました。
体脂肪を落とすためには、今の生活習慣を変える必要があります。
今までゆっくりとためてきた内臓脂肪を落とすには、体を健康にする必要があるのです。
そこで、どうせダイエットをするのなら、最速の方法で、最大の結果を生んだ方がいいはず。
まず最初にすることは、知識をつけることです。
知識と言っても、何も勉強しまくって覚えろというわけではありません。
大切なことのみを知っていればいいのです。
最初のポイントは、食品の成分を知ることです。
ダイエットの大前提は、消費カロリー>摂取カロリーです。
まずは食品のカロリーと成分を見るくせをつけましょう。
成分は、たんぱく質、脂質、炭水化物だけでOKです。
カロリーはだいたいで大丈夫です。
大切なのは、この3つの成分になります。
コンビニの食品や、ファミレスに行ってもカロリーや成分の表示がしてあるので、まずはたくさんの食品の成分に触れることからはじめてみましょう。
すると、だいたいこの料理はこのくらいのカロリーだなというのがわかってきます。
もう少しすると、「これはたんぱく質が多めだな」「脂質は少ないな」「炭水化物も入っているのか」と、その食品が何で構成されているのかがわかってきます。
そして、タンパク質がこれくらいで、脂質が、炭水化物がなどという風に、食品の構成がある程度わかってきます。
そこまではいかなくても、その食品がどういった成分で構成されているということくらいはわかっておいた方がいいです。
食品の成分がパパっとわかるようになれば、まずはダイエットの第一歩です。
メタボリック解消に一歩踏み出したことになります。
メタボリックを解消するために必要なのは、まず正しい知識です。
識ることからはじめ、最大の効果をもって素早くダイエットをするのです。
あきたり、辛くなったりする前に、とっとと体を変えてしまいましょう。
メタボリック解消の最初のポイント、「食品の成分を知る」でした。