摂取カロリーと消費カロリーって何?
食べ物を取り入れた時に表される摂取カロリーと、運動などの行動した時に使われる消費カロリーの計算方法は全く違うため、一概に同じものとしては言えません。
今回はその計算方法を詳しくお話ししたいと思いますが、それを踏まえた上で、摂取カロリー>消費カロリーというのがダイエットの大前提であるというのは変わりません。
まずは食べ物のカロリーについてお話しします。
1キロカロリーとは、1リットルの水の温度を1℃上げるために必要な熱量のことです。
それぞれたんぱく質、糖質、脂質の熱量は、1グラムあたりいくつと計算されていますが、体内で全てを消化吸収されているわけではないので、1グラムあたりの熱量は、
たんぱく質:4キロカロリー
糖質:4キロカロリー
脂質:9キロカロリー
になっています。
これらの数値を利用することで、食べ物のカロリーは計算されているのです。
200グラムの食べ物の中に、たんぱく質120g、糖質40g、脂質40g含まれているのであれば、
たんぱく質120×4=480キロカロリー
糖質40g×4=160キロカロリー
脂質40g×9=360キロカロリー
この食べ物のカロリーは1000キロカロリーとなるわけです。
次に運動や行動で使われる、消費カロリーですが、
人間が運動や行動をした時に、どれくらいの酸素が消費されたかで計算されます。
1リットルの酸素を消費する時の熱量で、1リットルの酸素を消費した時に5キロカロリーと計算され、運動や行動などの活動によってどのくらい酸素が消費されるかを計算して算出されます。
このように摂取カロリーと消費カロリーでは、計算の仕方は全く違います。
なので、食べる物の内容や行う運動の内容が大切になってくるのですね。