人間には一生の間に太りやすい時期が3回ある

人間には、太りやすい時期というものがあります。
ただ単に、冬は太りやすいとか、運動しなくなったとかそういうことではなく、人間の細胞レベルでの問題です。

人間の体の脂肪細胞の数は、成人で200~300億個といわれています。

体内にある脂肪の量は、脂肪細胞に蓄えられている脂肪の総量になります。

肥満の場合、この脂肪細胞の1つ1つに、普通よりもおよそ3倍もの脂肪細胞がたまります。

さらに、脂肪細胞の数が多くなればなるほど、体脂肪の全体量も多くなるのです。

この脂肪細胞の数は、人間の一生の間に、3回増える時期があります。

出生の2~3ヶ月前の胎児の時期、
乳児期、
前思春期から思春期にかけて、

の3回です。

脂肪細胞が増える1回目の時期、出生前2~3ヶ月に母親が肥満していると、胎児も栄養過剰になってしまい、生まれた後の肥満の原因となります。

これがよく「肥満は遺伝だ」といわれる所以です。

2回目の時期である乳児期から小児期にかけて肥満すると、脂肪細胞が大きくなると同時に、その数が増えて脂肪を蓄えることになります。

そこで問題なのは、このようにして増えた脂肪細胞の数は、減らすことが難しい点です。

そのため、子供のころからの肥満、これはもともと脂肪細胞の数が多いための肥満は、痩せることが難しくなってしまっていて、痩せたとしても元に戻りやすくなってしまうのです。

このように、いわゆる小児肥満はやっかいな問題を抱えがちで、ぜひ避けておきたいものです。

現在、家でゲームをしたり、ジュースやお菓子を食べまくる子供が増えているのが現状です。

このような知識を親が持ち、子供の状態を把握してあげる必要があるのですね。

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